2013年12月14日土曜日

スタートアップで7ヶ月働いて考えてた事

7ヶ月エンジニアとしてインターンしたスタートアップの会社を辞めた話です。大学院生活のなかで最も色濃く、最も忙しかった時間でした。思い出しがてら書こうと思います。


1、評価に飢える


就活やってみて、特に苦労することなく内定を貰えました。
大学院生として学会論文も三件出して、入りたいwebの世界に行くためにがんばってプログラミングも勉強して、アプリもリリースして必要なリソースは揃えてあったので予定通りといえば予定通り。

なんだか内定もらった時も沢山褒められ高い評価をされ、このまま素晴らしいキャリアを歩んでそれなりのエンジニアになれるかなぁーーーと思ってたんですが、心配症をこじらせた僕は、これでいいのかと不安になりました。


それで内定後、3日くらい悩んで出た答えが、


「自分をよく売りすぎたな」

というものでした。

思えばプログラミング歴がまだ一年くらいの時からインターンとか成長できる環境に身を置きたくてなんとか最初のハードルを超えるために試行錯誤した結果、自分を盛るスキルがすごく伸びたと思うことが多かった。

売値と原価は違う、僕は元の価値ではなく見せ方や売り方で自分を売ってしまった


それで自分の原価、本当の価値をしっかり測るため、自分の目と人の目からエンジニアとして評価を得られる場所に行く必要があると思った。

それで僕はスタートアップでインターンをすることにした。

理由はたくさんあるけど、自分の価値とサービスの価値が近い方がより厳密な評価ができると考えたから。
自分の拙い行動と結果がたくさんのユーザーさんに影響を与えられる可能性を考えてだ。

今思えばこれ以外にももっとたくさんのメリットがあった。これは後述したい。


2、スタートアップでやった事

スタートアップでは七ヶ月の間に本当にたくさんのことをやった。それにやらせてくれた。

・iosアプリの機能開発
・Androidアプリの機能開発
・APIをPHPでひたすら書く
・データ集計ツールの作成
・コラムを書く
・電話、接客対応、いろいろな雑務


iosからandroid、webからインフラまでかじる程度だが一応仕事としていろいろなことをやらせていただいた。
本当に知らない事だらけで、仕事しながらいろいろな事を教えてもらい、
また家に帰って学び、それをまた仕事で使いみたいなサイクルをまわし続けるのはエンジニアとしてすごく成長できた気がする。

特にJavascriptやスマホアプリ内のwebviewに関してはいろいろと学ぶ事も多く、
ここで学んだおかげで他のハッカソンやイベントで開発する時に、特に困る事なく作業が出来た。

最後の方にはインフラ周り、といってもログサーバの構築などやらせてもらいFluentdをいじたりして、最先端な事にも挑戦できた。

今期はゼミとか授業とかもあって、週3〜4くらいで会社行って残りは家で作業するみたいな生活だった。忙しいけど超楽しかった。

3、スタートアップで働く人たち

*学生
変なヤツしかいなかった、でもみんな何かに飢えてた。

*社員、社長
少数精鋭ってこうあるべきだよな、っていうののお手本みたいなチームだったので
一緒に仕事をさせてもらうのに不満はなかった。
しかもみんな仕事が楽しそうなのがびっくりした、自分の中で働くってこうありたいなぁというののモデルになった人達。
まだまだ色んな事聞きたかったし、真似したかった。

4、でも辞めました

完全に研究と両立が出来なかったからです。
仕事は楽しいしやれることも、やることも多かったんですがその分仕事と研究を
比較しちゃったんですよね。

・インターン VS 大学院の研究

かけた時間と得られる評価で考えて研究ってすごくコスパ悪いんですよ。
論文一個出して評価されるまでってすごく時間かかるし、そこで賞取れるのなんてほんの一握りで、その賞に価値がない事もある。
研究から逃げたとも言えるけど、正直アカデミックな分野は自分に向いてなかったなぁと思った。
これは外資系のけっこう名のある研究所でインターンもして、経験則からの結論。

webエンジニアとして内定貰ってる状態で「研究がんばった!でも何も取れなかったよ」より「スタートアップでエンジニアとして色々経験詰んで、準備してきました!」のほうがずっと価値があると思ってしまった。今でもそう思ってる。

それでも大学院生だからある程度の成果は出さないといけないというのは間違いないだろう。
今のところ学会投稿3件くらいしたし、副選考も履修してるくらいまじめな大学院生やってるつもりだ。ただ研究を最近全くしてないだけ、担当の先生にも色々お世話になった。

自分の将来のためにならないかもしれないけど、入ってしまった事や立場からの義務感から研究に区切りをつけたいと思った。それでおとなしく研究する事にした。

5、今後

・インターンで学んだ事を最大限研究に生かす

これがおそらく自分に出来る最後の抵抗じゃないかと思う。
開発しそうだったり、セルフマネジメントだったり、問題への取り組み方など、
仕事で得られた技術力以外のスキルは研究でも当然生かせると思う。

研究はツマラナイと決めつける事無く、インターンのとき同様楽しく成果を残せるようがんばりたい。

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